ビジネス実務法務検定1級受検体験記:激ムズでした!

企業法務

資格マニアのシングルマザー・渡辺いわしです。

今日は私が取得した中でも激ムズだったビジネス実務法務検定1級の受験体験記を書きます!よいしょ!

2級のときのように「攻略法」というものは私の中で確率しておらず、あくまで個人の体験談としてきいてください。

2級の勉強方法・攻略法はこちらでまとめました↓

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の試験要綱

・出題形式:記述式、論述式
・受験資格:ビジネス実務法務検定(ビジ法)2級合格者
・共通問題2問(AM2時間)
 選択問題4問のうちから2問選ぶ(PM2時間)
 各50点、満点で200点。
・合格要件:7割(140点)かつ問題ごとに50%以上正解する必要あり。

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の出題範囲は?

2級、3級で出題される出題範囲およびそれに関連する法
(民法、商法、会社法を中心としたビジネス関連の法律。2級を合格している方なら大体つかんでいると思います)

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の出題傾向は?

民法・商法が中心ですが、特にここ数年は会社法の頻度が高いです。

会社法は避けて通れない!しっかり基礎から勉強しておく必要があります。

また、選択問題では専門関連・特別法からの出題ですが、特別法といっても、

「実施権許諾契約の債務不履行に関する損害賠償請求」「個人情報漏洩に関する不法行為責任」など

結局は民法の知識を問われます。

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級に持ち込める六法とは?

ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級では、六法が持ち込めます。

2級・3級では持ち込めなかったので大きな違いですね。

それだけ、条文を参照するような機会がゴリゴリある試験ということですね!ピース!

 持ち込める六法は、当然ながら「書籍」のみ。電子版はNGです。

持ち込みOKな六法

・書籍版
・判例なし
・複数OK
・アンダーライン程度ならOK
・タグがついていてもOK

持ち込みNGな六法

・電子版
・書き込みあり
・判例つき

私が持ち込んだのはポケット六法1冊でしたが十分でした

私の体感では、ポケット六法で十分だなと思います。

知財系が得意で選択は必ず知財をゴリゴリ書くぜ!という方は、意匠・実用新案法が不足するので、知財六法を合わせて持っていくとよいかもしれません。

(私は使いませんでした)

後述しますが、条文を参照することが多い、なんなら書き写すことも多いので、よく使う条文にアンダーラインを引いておくくらいはOKです。

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級で使う筆記用具は?

 使えるのは、HBまたはBの鉛筆またはシャープペンシル、それから消しゴムです。

答案は鉛筆またはシャーペンで。

午前・午後あわせて4時間もひたすら文字を書くことになります。

 普段からある程度慣れておくことが必要。

ビジ法1級の勉強は鉛筆やシャーペンでやっておくことが有用かなと思います。使いやすい鉛筆やシャーペンを普段から意識して見つけておきましょう。

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の対策は?

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級は、2級・3級の勉強の中で得た知識を、しっかり「書きだすことができる」能力が問われます。

2級では質問に対して結論を示せば十分でしたが、1級は、結論に至るまでのプロセスを書きます。

ステップ1:必要な条文を示す
ステップ2:条文の基本要件を書く
→解釈(論点)・自説(判例)・理由を書く
ステップ3:問題文の事実を書いて、ステップ2にあてはめる
ステップ4:具体的な結論を書く
→設問がなにを聞いているのかをとにかく意識する。

 2級までの知識で「当たり前にわかっていること」はついつい省いてしまいがちですが、それをきちんと書くことを意識することが大事です。

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の勉強方法は?

 上記の通り、法律的な知識については、2級程度の守備範囲で十分だと思っています。

手を伸ばすとキリがなく、それよりも2級3級の知識を確実に固めておくほうが効率的です。

 どちらかというと、知っている知識を、「ビジ法1級様式」で書けるようになる訓練が必須だと実感しました。

2級までの知識を省くことなく、きちんと書く。そこに加えて、解釈・自説(という名の判例)・理由を述べる。

問題文の事実に当てはめる。

司法試験経験者の方は当然に訓練されてきたところだと思いますが、はじめて論述式の試験を受ける方は意外と、この「2級までの知識を省くことなく書く」が抜けちゃうんです。

 私がやったビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の勉強方法

 私がビジネス実務法務検定(ビジ法)1級に合格するために勉強したのは、ひたすら!もうひたすら!「模範解答」の写経です。

知識については2級までの勉強で十分という手ごたえがあったので、問題を読んでも、「結論」はわかるんです。

「あ、BさんはAさんに賠償責任があるなあ」とか
「X社は使用者責任を負うなあ」とか、結論はわかる。

あとはどう説明するか。これについてはもうひたすら「書く」「書く」「書く」。

自己流の作文をするよりも、「型」を身に着ける必要があると思ったので、ひたすら模範解答を書き写しました。

するとそのうち、「条文の引用」「要件の書き出し」「解釈・自説(判例)・それを持ち出した理由」「事実へのあてはめ」「結論」という型が見えてくるようになり、作文ができるようになりました。 

ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級に合格してよかったこと

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級は合格しても特に何もありません(笑)

ビジネス法務エグゼクティブという恰好いい肩書を名乗れるようになるくらいです。

企業法務の専任者レベルの知識がある証明になりますが、合格したときにはすでに専任の仕事をしていたので、「だからなに?」という感じでした。 

法務部で転職したい!という場合には、「知識が十分だ」という証左にはなるかもしれません

 ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級の勉強してよかったこと

合格してよかった、というより、「この形の勉強をしてよかった」ということは強く感じています。

企業法務を続ける上で、すごく勉強になりました。

考え方、説明の仕方、資料の調べ方、ビジネスに直結する問題ばかりなので、勉強したことがそのまま業務に生きたと感じています。2級の勉強をしたときよりも、ずっと強く実感したことです。

司法試験経験者の方々がこういう勉強をしてきたんだなあと。インハウスの方と一緒に働く中でも、一定の共通言語を得られたように思います。

 無資格法務(起業法務の世界では司法書士や宅建士を持っていても法曹資格がないと「無資格」と呼ばれます)の方は、一度勉強しておくとよいかもしれません。

ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級まとめ

というわけで本日は私の・ビジネス実務法務検定(ビジ法)1級受検体験談について書きました。

ビジネス実務法務検定1級の合格には近道なし、ということで、地道にしっかり、条文ひきつつ理解を深めていくしかないと思います。

受験者のみな様に、どうか幸あれ~!

私も引き続き精進します!

 ビジネス実務法務検定の勉強しながらステップアップしたいなら?

企業法務の方々の中には「資格をとったら転職しよう」と思われている方もいるかもしれません。正直、ステップアップにつながる転職は「運」も「タイミング」も大事です。

同時進行でよいと思います。

まずはご自身の希望する条件でどういう転職先があるか、一度覗いてみるとよいでしょう。

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 ワーママにはありがたいですね

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