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いわし小説:エコバッグの森

「袋はお持ちですか?」 数十秒前のやり取りをもう後悔している。 ノートパソコンと手帳、どうせ開かないTOEICの本、どうせやらない持ち帰り仕事、鞄の奥底から発掘したエコバッグは見るも無惨にしわくちゃになっている。 ...
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