これだけ読めばいい「ビジネス書」70冊読んだから全部レビューしていく(未完成)

いわしのAmazon

読書を仕事につなげる技術』のビジネス書マンダラで紹介されている、「これだけ読めばいい」とされるビジネス書、そういえば全部読んだのでレビューしていきます。ちょっとずつ。あまりにしんどいので、途中だけど公開しちゃう。

読んだり買ったりするだけで気持ちよくなろう!レッツキャリアポルノ!!!

基本編(まず読む5冊)

よっしゃビジネス勉強するぜって気分のときはこの5冊とりあえず通読したらちょっと世の中を見る目が変わるかなと思います。(全然勉強してなかった前提でね!私のように!)

MBA経営戦略

体系的に経営戦略論を勉強したことない方はまずこの一冊と言われている基本書中の基本書。わざわざレビューするまでもないかも。たぶん経営戦略勉強してて持ってない人いない。

学部レベルの内容だけど、ちゃんと勉強するぞ、と思うなら、「今日から使えるフレームワーク」的な本よりもまずこれをしっかり読み込む方が近道かもしれない。

グロービズMBAマーケティング

こっちはマーケティングの基本書。私が「私は企業法務屋ではなく法務もわかるビジネス屋になろう」と決めたときに最初に手にとった一冊。

六法的な本です。

人事屋が書いた経理の本

会計を勉強するための古典。管理会計のバイブル。ただ、なにせ40年前の本なので、いくらなんでも情報として古すぎるなって感じはするものの、会計の知識がゼロのゼロだった私には「学問としての会計」を基礎から勉強できてよかった。

このあと簿記とかを勉強しはじめた。学部1年生の総論を知りたい方向け。

問題解決プロフェッショナル

ロジックツリーとかMECEとか、コンサル的なロジカル思考のまとめ本。社会人10年目くらいの時に読んだので、内容的には全部知ってるな…というものだったけど、「ひとに説明する」のにすごく役だった。

部下や後輩ができて、自分の理解を誰かに伝えるためには基本に立ち返る必要があったので、むしろ10年目くらいのタイミングでこれを読めたのはよかった。

なにせこちらも古典なので、問題解決やロジカルシンキング系の本も考え方も続々出てきてはいるものの、いわゆる温故知新。新しい手法を身に着けるときには基礎力がいる。

私はこれを怠ったがために回り道をしたなと思っている。

意思決定のための「分析の技術」

コンサルタントの方と仕事する機会が増えて、彼らと対等に、十分にその恩恵を受けようと思って勉強。たぶん現職コンサルの方とか社会人10年目とかだとかなり物足りないかもな。

目新しいことは書いてないけど、当たり前のことがしっかり説明されている1冊。

経営戦略のための8冊

「経営者目線で仕事を…」とかいうとブラック企業臭がしますが、どうしても管理部門で仕事を円滑にまわそうと思ったら、「経営層の考えていること」は理解しておく必要があるなと思っています。

 ・イノベーションのジレンマ

競争優位の戦略

企業参謀

経営戦略の思考法

戦略サファリ

戦略の経済学

企業戦略論

孫子

マーケティングを勉強する7冊

法務のない会社に転職→ひとり法務→法務部つくる→管理職…という経験を積んできましたが、常に「自分を売り物」だという意識でやってきました。社内で自分を売り込むのもひとつのマーケティング。

どんな仕事をしていても、勉強して損はない分野だと思います。

 ・キャズム

イノベーションの普及

売れるもマーケ、当たるもマーケ

ブランド戦略シナリオ

消費社会の神話と構造

ブランド・エクイティ戦略

アイデアのつくり方

財務・会計を勉強する7冊

めちゃくちゃ苦手分野ですが、数字読めなきゃ話にならんよなと思って勉強しました。もうこれはとくにちんぷんかんぷんだったので、たくさん書き込みして、何度も読みました。

 ・稲森和夫の美学

グロービズMBAファイナンス

コーポレート・ファイナンス

リアル・オプション

企業価値評価

EVA創造の経営

エンデの遺言

 組織論を勉強する11冊

経営戦略と同じく、これも「経営者目線」を身に着けるために勉強。特に法務は「組織」に動いてもらわないといけないシーンも多いので、勉強しておいてよかったなと思う分野です。引き続き勉強します。

 ・失敗の本質

知識創造企業

ビジョナリーカンパニー

組織行動のマネジメント

なぜ人と組織は変われないのか

組織の経済学

U理論

組織は戦略に従う

「空気」の研究
※kindleアンリミテッドで0円で読める!すごい

企業文化

燃えよ剣

 リーダーシップを勉強するための8冊

管理職になったときに手あたり次第あれこれ読みましたが、やはりこの8冊は多くの方がオススメ・引用されていました。

 ・アムンセンとスコット

ハーバード流ボス養成講座

エンデュアランス号漂流記

コンチキ号漂流記

マネジメント

EQ

スティーブ・ジョブズ

君主論

 意思決定を勉強する7冊

まあなにせ必要ですからね。法務をやっていると常に意思決定の場に同席させられたり、なんなら意思決定を押し付けられたり、意思決定をうまーいこと促したり…というシーンが日常茶飯事なので、体系的に勉強する必要がありました。

これも引き続き、知識と感覚をアップデートしたいです。

 ・経済性工学の基礎

マネー・ボール

戦略的思考とは何か

決断の本質

なぜ危機に気付けなかったのか

シナリオ・プランニング

統計でウソをつく法

 

ゼネラルマネジメントのための6冊

目の前の仕事に忙殺される日々ですが、できるだけ広い視野を持つぞという意味で。この6冊は『読書を仕事につなげる技術』で紹介されていたので読んだ記憶あり。

 ・小倉昌男 経営学

巨象も踊る

ルネッサンス

石橋を叩けば渡れない

GMとともに

アンディ・グローブ

 その他(経済学/心理学/社会学等)

ビジネス書というよりは普通に興味があってガンガン読んでるジャンル。

 ・マンキュー入門経済学

影響力の武器

人間性の心理学

スモールワールド・ネットワーク

フロー体験 喜びの現象学

人を伸ばす力

貧困の終焉

貧困と飢餓

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

つきあい方の科学

ファスト&スロー

70冊のビジネス書を読もうと思った超個人的な話

私がこの70冊を読んだのは30歳から31歳にかけての1年間です。

当時シングルマザーになって、ひとりで稼いでいかなきゃいけない、一人の子供を育てるにはどのくらいのお金が必要で、それを稼ぐにはどういう生き方をするべきなのか…ということを割と真剣に考えていた時期でした。

私はたまたま法律系の資格を持っていて、それで転職もどうにかできた時期でしたが、転職先の会社でも、ちょっと契約書が作れます…くらいでは評価されない、ということは見えていました。

転職したときの体験記です

そのときに手当たり次第あらゆるビジネス本・自己啓発本を読み漁っていましたが、『読書を仕事につなげる技術』に出会い、「基本をまず抑えて、地に足のついた仕事をしよう」と覚悟を決めました。

ビジネス本を読んだからと言ってわかりやすく成長するわけでも出世するわけでもありません。

それでも、集中的に基本的な考え方を勉強し、自分の無知をとことん自覚した経験は、それなりに会社の中で働きやすいポジションに導いてくれたように思います。

また、結果的に、前時代的な「女の人生の失敗」みたいなしょうもない後悔より、前を向いて生きていくことができたのもラッキーでした。

それにしても70冊の感想全部かくのちょっとしんどいのでちょっとずつ追加していく予定です。

当時はお金がなかったのでほとんど図書館で借りて読みました。結局どれもこれも手元に置いておきたくて今は購入済み。みなさんも気になるものがあったら立ち読みしてみてください!

次は法律の基本を本気で勉強する!

現在は「法律を学問として基本にたちかえり勉強する」プロジェクト進行中です!ツイッターで基本書色々おしえてくださった先輩方、本当にありがとうございました。

ほかにも読んでって。

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もう本棚がパンパンなので、漫画は電子書籍で読むことが多いです。
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体調も大事。

 

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