RISU算数の訴訟トラブルから考える、我が子のために賢い消費者でいるということ

いわしと小学生

うちの娘が楽しくやっている「RISU算数」というタブレット学習について、ネットでの評判の高低差が割と激しかったので、訴訟トラブルと呼ばれる出来事の一連を調査するとともに、発端となった「料金システム」についてどこよりもわかりやすく解説します!

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ちなみに私はサービス業で消費者法務みたいなことを少しかじっております…自戒の意味も込めて、両方の目線で書けたらいいなー

結論からいうと「訴訟」じゃないですから、マジじゃないです。

RISU算数の訴訟トラブルとは一体なにか?(具体的な紛争内容)

タブレット学習「RISU」で訴訟が起きた?

RISU算数で検索してみるとサジェストワード(関連検索)で「訴訟」の文字が。これはおだやかじゃないですね。

「RISU算数は料金体系がわかりにくくて訴訟に発展したこともあります!」
「RISU算数は訴訟を起こされている等問題もありそうです」
とのこと。

でも、掘っても掘っても訴訟資料にたどり着かない。

結局、ADR、いわゆる「裁判外紛争解決手続き」による消費者と事業者(RISU JAPAN)の「話し合い」だったようです。

「訴訟じゃないじゃん」と拍子抜けしました。

一方で、「訴訟」も「ADR」も「似たような係争」であり、消費者のイメージってそんなもんなのかもな、とも思いました。

とはいえ、そのあたりの理解を深めることなく、ネットの匿名情報の表面を拾って「訴訟を起こされている悪徳企業だ」と決めつけるのはもったいないなと。

タブレット学習「RISU」の具体的な係争内容とは?(根拠資料について)

では早速具体的な係争内容について資料を読み込んでいきましょう。

国民生活センターが公表している以下の資料の事案14がおそらくこれに該当します。

国民生活センターADR の実施状況と結果概要について(平成 27 年度第 4 回)

(本資料では具体的な社名は公表されていませんが、東京都生活文化局が別途公表している資料と比較し、これに該当すると推測するのが妥当でしょう)

原典を読むのをオススメしますがあほみたいに文字が多いので、以下でサクッと要約します

申立人(消費者)が訴えた事実「料金体系がわかりにくい」

RISU算数の料金体系は確かにわかりにくいです。チャレンジや公文、スマイルゼミの定額システムになじんでいる消費者にとって、「基本料金」と「利用料金」が別々であること、学習進度に応じて料金がかわる従量課金システムというのは、馴染みがありません。

それについて十分に理解しないまま契約してしまうと、「思ったより請求された」「詐欺だ」という印象を持つのだろうと思います。

資料から読み込むに、当事者は2名おり、それぞれ以下のような主張をしています。

【Aさん】

・体験ができると説明されたからとにかくやってみようとその場で申し込んだ
・体験期間終了前にやめると申し出なければ1年間の契約となり、基本料金1年分を初月に一括で支払う

・返金されないと説明をうけた。そのまま続けることにした。
・未就学の子供が掛け算をやっているというメールを見て驚いた。実際に子の様子を見てみると、適当な数字を何回も入れて、当たればラッキーという感じで進んでいるだけだった
・なのに個別にフォローをしてくれなかったから返金を申し出たが、受け入れてもらえなかった。返金しないとは聞いていたが、不満である。

【Bさん】

・説明をうけたが、料金の計算方法や、利用料金がプラスされるということは説明されたが、よくわからなかった。
・とりあえず少しやってみて、料金が高額であれば退会すればよいという気持ちで加入手続きをした。
・初めてみたがあまり楽しそうではなかった。もう少し続けて様子をみようと思った。体験終了後の継続の手続き等は特に必要なかった。
・思った以上に請求金額が高かったので問い合わせたところ、基本料金は返金しない、規約でそうなっているという回答があった。
・規約だから譲れないと一方的な制約をする会社の対応が不満。意見を考慮し一部返金するともいわれたが、その金額の根拠もわからない。

→想像していたトラブルとはちょっと違ったな!?

「料金トラブル」と聞いて、私は「返金してもらえるはずの料金が返金されなかった」とか、「多額の違約金を請求された」とか、その類かなと思いました。

国民生活センターで公表されている事例を見ていると、そういうケースは星の数ほどあります。

しかし、今回のRISU算数のトラブルでは、

「料金が返金されないことは事前に説明されていて/本人も理解して申し込んでいる」
「原則として返金されないものの、個別の事情に勘案して一部の返金が申し出られている」
「違約金が別途発生したわけではない」
という事実が確認されました。

このあたりのことってあまりネットで調べても出てこなくて、「一次情報をあたる」って大事だよなあと改めて思います。

悲劇の発端は「よくわからないまま」契約をすること

紛争って大きなストレスじゃないですか。

資料を確認するに、このご家族も、別に「クレームのためのクレーム」ではないと思う。

本当に我が子の成長を祈って期待して申し込んで、期待が裏切られてがっかりしちゃったんだろうなというのはすごくわかる。

「係争は起きてますがただのクレーマーですよ★」みたいな軽いノリのブログもありましたが、そう片づけるのもちょっと違うかなと思います。

「期待した効果が得られないこと」

「誠実に対応してくれなかったこと」

このあたりの感じ方は個人差があるはずです。特に、自分ではなく、子供のこととなれば、感受性が普段より高くなる気持ちは、私にもよくわかります。

もしかしたら申込の場では本当に適当な、正確でない情報を与えられたのかもしれません。

ネット上の「評判の高低差」については、「契約内容への理解度」ではないか

RISU算数の料金システムがわかりにくい、もう少し言葉をうまく使い分けられないものだろうか、とは私も思います。ユーザー視点として、改善の余地があるな、と。

私もこれについては過去「デメリット」として記載しました。

とはいえ、実際に他の教材に比べてRISU算数に対し夢中になっている我が子のことを見ていると、「料金体系がわかりにくい悪徳企業であり、選択肢から外す」と片付けてしまうのは、普通にチャンスロス。

親として子供に勉強の楽しさを感じる機会を与えたいと思ってあらゆる教材や習い事を検討するのだからこそ、「わかりにくい」なら「わかる努力」もまた必要だなと。

十分に理解してから契約しよう。

料金システムだけはとにかく読み込む

契約する前にお金のことだけは十分理解する。理解できないなら契約しない。このあたりはトラブルを防ぐための最低限の防衛線だと思っています。

RISU算数は料金システムが少しわかりにくいですが、「詐欺だ」とさわぐような内容ではないはずです。

もし詐欺であったり、違法な部分があったなら、ADRで公開された時点で事業が継続できていません。

しかし現在でもなお、ネット上にはトラブルを報告する書き込みが多くみられます。

別に事業者側を擁護するわけではありませんが、子供により良い学習機会を与えたいと調べる保護者の方々に、極端な意見だけが届くのは、

保護者側としてもハッピーではない。

ということでどこよりもわかりやすく(のつもりで)RISU算数の料金体系まとめてみました。

事前にきちんと理解した上で、それでもいいと思う方のみ契約するとよいと思います。

RISU算数の料金システムは「基本料金」と「利用料」の2段組

RISUの基本料金は年額一括払いで29760円(税別)、一ヵ月に換算すると2,480円。それにくわえ、以下の利用料がかかります。

いわゆる従量課金制。

利用料の算出例
1ステージ未満/月クリア:ゆっくり学習…利用料なし
1.2ステージ/月クリア:少し速いペース…980円
1.7~2ステージ未満/月:学校の1.3~1.5倍速…
(利用者の平均速度)
2,980円
2.5ステージ/月クリア:学校の1.9倍速…5,480円
3ステージ以上/月:学校の2.3倍速…8,980円
(上限金額)

「たくさんやっている子が問題をたくさん買っている」だけの話。とはいえこのあたりをおさえておかないと、「聞いてなかった」「だまされた」という印象になるのかもしれません。

【基本料金について】

・基本料金は絶対返金されません。
・一括払いです。
・ほかのサービスと比較しやすいように月あたりの料金が記載されているだけであり、「月額」でも「月払い」でもありません。

【利用料について】

・基本料金に加え、最安0円から8980円まで幅があります。段階については公式サイトを確認されるとよいと思いますが、「覚悟」としては天井を見ておくのがベター。
・次々進む子は毎月8980円かかると思っておいた方がよいです

私が思う利用料の課金について

問題集を買ってやらせても同じだと思う場合は高いかもしれません
(8980円あればかなりの冊数の問題集が買えます)

私は我が子の学習の様子を見て、この金額は妥当だと思いました。少なくとも私の娘は8980円分の問題集を毎月高いモチベーションを維持して取り組めるタイプではありません。RISU算数の仕組みにより継続できていると感じています。

放っておくと何時間でもやる娘…注意していいものか…

何にお金をかけるか。高いと思うかどうかは、人それぞれ

時下表示のカウンター寿司を食べている人に、「マグロなら2貫で100円で食べられるところありまっせー!」というのは失当であるのと同じように、サービスにはそれぞれ値段があります。

知らないサービスを受けようと思うのであれば、ある程度調べたうえで、その価格に見合った価値を見出すかどうか。消費者もそれなりに賢くあらねばならないのではと思います。

そして事業者は事業者として、社会的な責任として、わかりやすさを提供するということも心がけないとな、と、企業法務おばさんとしては自戒の念を込めて申し添える所存です。

金額の価値を決めるためにまずはお試しから始めよう

係争トラブルの当事者2案件とも、「体験からとりあえずはじめて子供に与えてみた」「特になにもしなくていいということなのでそのままにしておいた」と記載があります。

私はここには少し違和感がありました。

それなりのお金を払うわけですから、その金額にその価値を見出すかどうか、決定するのは子供やネットの書き込みではなくお財布を開く保護者自身かなと思います。

お試し期間が設定されているのは、その価値を判断するためではないでしょうか。

私は娘と一緒にタブレットをのぞき込み、金額を調べ、動画を見ました。子供が取り組む様子をみて、子供の感想を聞きました。

その過程を面倒だなと思うのであれば、RISUの従量課金制システムはそのおうちに向いていないかもしれません。

RISU算数の訴訟トラブルと料金システムに関するまとめ

・十分に料金システムを理解しないまま契約することは消費者にとってハッピーではない
・利用料金と基本料金を把握しよう
・事前によく調べてから契約しよう
・金額の価値を決めるのはネットのクチコミではなく、保護者自身→お試し制度を活用しよう

ありとあらゆる情報が錯そうする現代において、「一次情報をあたる」「真偽を見極める」ことは、大事なスキルだと思います。

特にこの大荒れの社会でたくましい子供を育てようと思うのであれば、保護者自身もたくましくあらねばなりません。

「RISU」は、クーポンコード「eed07a」入れていただくと1週間お試し可能なので、まずは一度試してみて、向いてないなと思ったら1週間以内に返却されるとよいかと。。

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引き続き、だまされない・まどわされないをモットーに、楽しく消費活動を続けていこうと思います。

皆さんもご無事で。

<RISUについてはいろいろ書いてます>

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