【冷やすな!】おばちゃんが冷やすな冷やすな言うのは、たぶん祈りに近い

いわしの人生ログ

※この記事は、私の個人的な経験を好きなように書くものであり、医学的な情報や事象との因果関係を示すものではありません。ひとりのおばさんが、ただただ自分の話をします。

先日、こんなツイートをしたところ、比較的大きめの反響があった。

リプライや引用ツイを拝見するに、おおむね「冷やすな」という意見について賛同いただき、本当に、ただただ、「冷やすな」という話である。

これを機に、たくさんの女性の(特に30代後半から40代)”不調談”を目にし、また比較的若い世代の「そんなに冷えがダメなの?」というリアクションもいくつかあったことから、ここらでひとつ、「冷やすなおばさんの冷やすなトーク(拡大版)」をしたい。結論はひとつ、「冷やすな」である。

【冷やすな】なぜ殊更に女性に「冷やすな」というのか

男性も女性も冷やさないほうがいい。もちろん。冷えることにより免疫力が低下し、風邪をひきやすくなり、血流が悪くなればむくんだりもする。

女性は男性に比べ筋肉量が少ないから冷えやすい。女性のほうが冷え性が多いのはその所以である。ただ、殊更に女性に対し「冷やすな」というのは、「子宮を冷やすな」ということだと思っている。

私たちはホルモンバランスに支配されている

社会が大きく変わろうとも、女性が大統領になろうとも、男性が育児休暇をとろうとも、性の多様性が浸透してきたとしても、DXが加速しても、こればっかりはどうしようもない。ホルモン。

もう男女平等も雇用機会も憲法もあったもんじゃない。ホルモンはどうしても平等にならない。生まれたときから私たちの人生はそれぞれのホルモンのバランスによって大小さまざまな変化を強いられている。

そして私は男性ホルモンによる悩みや困りごとを存じ上げない(保健体育とか、パートナーに聞いたりとか、飲み会の席で聞いたりとか、その程度)。だから体感としてしか知りえない、女性ホルモンの話をする。

冷える→血流が悪くなる→子宮が冷える→ホルモンバランスが崩れる

というわけで、おばさんが殊更に若い女の子に「冷やすな」という理由はこれだと思う。手足を冷やすことにより血液が冷える。血流が滞る。子宮のまわりの静脈もうまく流れない。子宮が冷える。

このあたりは医学的な話になり、私のような素人が偉そうに話すものでもないので省略する。なにせ、子宮を冷やしてろくなことはない。

私たちは毎月子宮の命令によりとんでもない苦役を強いられている。個人差があるものの、月経がつらい人は「冷え」のつらさもよくご存じだと思う。冷えは月経をさらにつらくする。

いま、別に生理がちょっとしんどい、くらいの若い人たちに言いたい。

そのうち、どんどんしんどくなりまっせ★

だから・冷やすな

【個人的病気の話】子宮は、本当に大事

ここからは超・センシティブな話になる。センシティブだし、個人的な話だ。

妊娠はあらゆる奇跡の積み重ねである。そして元気な赤ん坊をこの世に生み落し、育てるのがどれだけ奇跡の連続か。

だからツイッターでもブログでも、子持ちの私が妊活や不妊の話題に触れないほうがいいと思っている。私の不用意な言葉が誰かを傷つけるのは避けたい。

なぜなら、私もまた、不妊治療時代、何を見ても傷ついていた。芸能人の出産ニュース、すれ違うベビーカー、登校する小学生、育児マンガ、もう最後のほうは大人になったかつての赤ちゃん、人類そのものを見てもつらいといった具合だった。

当時SNSを目にする機会がまったくなかったので、それは本当によかったな、と思う。きっと当時の私にSNS等与えたら、意図せずながれてくる育児ブログを見ては傷つき、赤ちゃん動画を見て泣いただろうと思う。

私は結婚前、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という診断をうけた。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と不妊治療

調べたら排卵をしていない。妊娠は難しいだろうといわれた。結婚前のいわゆるブライダルチェックというやつで判明した。

ホルモンバランスの乱れが原因だ。月経は不順で、しかも重たかった。それでも、大して対策をとらずにいた。若かった、元気だった、どうにかなるだろうと思っていた。

だから、排卵していない、という診断は衝撃だった。

「こうしたら妊娠しました!」みたいな話は完全に個人差の話だからここでは割愛する。私は運よく不妊治療がうまくいき、娘を授かった。48時間の陣痛→緊急帝王切開→2週間NICUに入った娘も、元気に10歳になった。

娘を産んだあと、二人目を死産した。

明るい話ではないが、ちゃんと書いた方がいいような気もしている。

妊娠も出産も、奇跡の連続だ、ということは多くの人にもっと語られるべきだと思うから。

娘がいても、やはり、元気に産んであげられなかったもう一人のことを忘れる瞬間はない。

元気で無事でいてほしい、だから冷やすな

月経不順も重たいPMSも不妊も難産も死産も、何かに明確な理由があるわけではない。〇〇したからいけなかった、〇〇しなかったからいけなかった、あらゆる後悔で日々胸が押しつぶされそうになるが、どれも失当だということはわかっている。

元気で無事なことは、ただの奇跡だ。

だからこそ、私たちおばさんは、若い子に言うのだ。

冷やすな、と。

冷えが体によくない事だけは、明確な事実だ。それが直接的な原因ではなくとも、冷えがあらゆる不調に影響を及ぼすことを、嫌でも実感し続けている。

「冷やすな」は祈りだ

出産するしない。子供を持つ持たない。その選択に関係なく、ホルモンバランスは女性の人生に大きな影響を与える。だから、「元気で無事」を阻害する要素を排除せよと、それだけは今できることだからと、祈るような気持ちで伝えている。

「いってらっしゃい、気を付けて」の、「気を付けて」に近い。具体的な何かではない。無事で、というあらゆる祈りのこもった言葉だ。「冷やすな」。

そして、その祈りが、かつての自分に届かなかったことも知っている。

最初のツイートに戻るが、10代20代の私は、いくら年配の女性に「冷やすな」と言われてもピンとこなかった。

なんなら、「足をだしてみっともない」くらいのお小言だと思っていた。なんなら「若さへの嫉妬」とすら思っていた。オシャレを理解しない、オシャレができなくなった、恨みや妬みだと。

もうこればっかりは「なってみないとわからない」世界の話なので、有史以前から脈々と引き継がれてきたんだろうな。だからどうせ聞き届けられないだろうことも知っている。それでもいう。冷やすな。と。

ジェラピケだろうがGUだろうが、なんか履け。と。モコモコでかわいいやつを。おばちゃんは絹の本気のあったかいやつを履きますけども!

30代後半、冷やすなをアップデートする

というわけで、冷やすな、を胸に刻んで私は次のフェーズに移行する。更年期だ。

ホルモンバランスと戦い、元気に生きる。

ピルを飲むことでかなり生理痛は改善された。引き続き、よりよく生きることを模索したい。

ピルに対するあほみたいな偏見は絶対なくしていきたい。

Twitterでは続々と「この商品がいい」「この食べものがいい」と本当にありがたいアドバイスをいただいており、私は前述のとおり全部試したいと思っている。

・命の母(これはピルとの飲み合わせ要確認)
・1日分の鉄分・飲むヨーグルト
・生姜
・腹巻
・よもぎ茶
・ココア
・ヨガ

などなど、

皆さまから温かいアドバイスをいただいている。

もしかしたらどれも自分に合わないかもしれない。でも、やってみる。さっそく今日はヨガをした。筋トレも続けている。筋肉量をふやして、冷えないようにしたい。

おなじ24時間を過ごすなら、元気で楽しい方がいいから。

冷やすなおばさんの冷やすなコレクションも作った。オススメいただいた商品は随時ここに追加していく所存。

忙しい毎日で産婦人科に行けないときはスマホで相談できるサービスもある

スマホでピルを処方してもらえる時代です…(すごい)。

私が使っている、生理や避妊の悩みを解決できるフェムテック系オンライン診察アプリ「スマルナ」では、スマホ1つで診察してもらえます。

忙しい日々の中、通院ができなくても医師や薬剤師、看護師とのやりとりはチャットでも可能なので助かっています。

産婦人科に行くことに抵抗のある若い方にもいいんじゃないかなあ。

どうかつらい生理は放置しないで

冷やすなおばさんの最後の祈り。出産の予定・希望がなくても、生理痛が辛すぎるなら、ためらわず病院に行ってほしい。ピルはひとつの選択肢だけど、もしかしたら病気が隠れているかもしれないから。

私も子宮筋腫があって、それに気づかず、放置してしまった。どうかどうか、自分の体を大事にしてほしい。私も大事にする。娘のことも大事にするし、娘の成長も大事に見守る。

世の中の人々が少しでも元気で無事でありますように

そして諸先輩方、引き続きお知恵をお貸しくださいませ。

これにて冷やすなオバサンの冷やすなトークはおわり~!またね~!

ひきつづき健康について模索します!
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