在宅勤務で気づいたママと子供が笑顔でいるためのシングルタスクルール

小学生育児

終わりの見えないコロナ禍、引き続き在宅勤務なパパママも多いだろう。

我が家は緊急事態宣言下の4月5月、休校×在宅勤務というカオス状態だったが、2ヵ月やってみて、「これは、完全に無理」という結論に至った。

今後同じような事態がまたやってくるかもしれない。

そのときは腹をくくって「ほどほど」を宣言しようと思っている。

学校があって完全に一人になれるのであればかなり在宅勤務も効率的に進められたと思うが、少なくとも私の場合、「教育」と「仕事」は同じ時間軸で両立し得ない。

今回は、緊急事態宣言で気づいた、

①「女はマルチタスクに向いている」というのは、とんでもないデマ
②上機嫌で暮らすための「シングルタスクルール」

の2点について記録していきたい。

「女はマルチタスク脳」、根拠はあるのか?

ある時、男性の同僚が言った。

「いやー仕事中に子供に話しかけられるの、本当に無理ですね。男はひとつのことに集中しちゃうから。子供の相手は嫁さんに任せてます」。

この男性の奥さんも仕事をしていて、緊急事態宣言下では在宅勤務だった。

「奥さんだって仕事中でしょ?」

「でもほら、女はマルチタスク脳っていうし」

「女はマルチタスク脳」。

これって本当だろうか?

女はマルチタスクに向いているというのはとんでもないデマ

男性は「シングルタスク脳」、一方女性は「マルチタスク脳」みたいな言説が

割と長い間世間にはびこっている。

今のところ、根拠はない。

「進化の過程でそんな感じっぽい」という話でしかない。「男は狩猟をし、女は家を守っていたのだからそういうものなのだ」レベルであり、脳科学的な根拠に基づくものではない。

ここまではいい。そういうものかもね、で済まそう。

「だから、女は家事に向いている。男が家事が苦手なのは仕方ない」

これ。許さん。

主語を大きくして論点をずらすな。

家事分担の話にとかく熱いママピコ
家事分担の話にとかく熱いママピコ

掃除と洗濯と料理と子育てを同時でやるのなんて誰でも大変に決まってんだろ、やらざるを得ないからやってきたんだよ

あるサイトでは「男はシングルタスク脳だから、育児だけに集中したら(俺は)妻よりも成果を発揮する」と高らかに宣言していた。どうぞやってみてほしい。育児だけに集中するってどんな状況だよ。

混乱を極めた在宅勤務、私は限界を知った

緊急事態宣言下、私だけでなく、多くの家庭が、「仕事」と「教育」を両立せざるを得なかった。

WEB会議に子供が映り込むほほえましい光景がその象徴のように切り取られているが、現実はそんなもんではない。

上司はピリピリし、慣れない環境下で部下はミスを連発、ひっきりなしにかかってくる電話に謝罪と謝罪と謝罪。ミーティングの合間に契約書のチェック。数字の合わないエクセルの計算式と格闘したあとオンライン取締役会…専務がマイクつながらないとか言ってるぞ…!

そこに、娘が「ママ~分数の割り算ってさあ~」とやってくる。

学校からのプリントには、「ここはまだ習っていません、各ご家庭でフォローをお願いします」。

休校中、学校から課題がめちゃくちゃ出た。

娘「ママ~レッスン動画がつながらなーい」(あらあら大変)
部下A「課長~ファイルが見つかりませーん」(探せ)
娘「ママ~プリントがなーい」(探せ)
別部署の人「契約書、昼一の会議でほしいんです~」(今12時半ですけど?)
部下B「なんか~取引先がお怒りです~」(知らん)
部下C「課長~2億くらい計算が合いません…」(2億探せ)
上司「なんにもしてないのにウェブカメラが壊れた」(そんなわけない)
娘「ママ~これどういう意味~?」(知らん)
部下D「課長~稟議書になんて書けばいいですか~?」(知らん)
別部署の人「昼一で自社サイトに掲載するから文案つくって」(知らん)
娘「ママ~おなか減った~」(ママもだよ!)

「ニコニコ子育て」がモットーのママピコにも、これは完全に無理だった。
在宅?家でのんびりテレビでも見ながら?ちょっと子供の相手もして?契約書のひな型でも見直そうかしら?ってそんなの幻想だった…

私のイライラは娘にも伝わった。

本当に私たちは限界だった。

これで「女はマルチタスク脳だから」と何もしない男が家にいたらと思うとぞっとする。ちょっとした刑事事件が巻き起こったと思う。

ひとつのことに集中する方が楽に決まっている

学校が再開し、私も出社するようになった。

仕事だけに集中できる…!!!最高……!!!!

相変わらず「なんにもしてないのに壊れるパソコン」や「なんにもしてないのに怒る取引先」や「明日までにチェックバックしないとブレイクする契約」等ろくでもない案件が次々ふりかかってくるが、ひとつひとつに集中すればどうにか片付いていく。

家に帰ればできるだけ仕事を忘れて娘と向き合う。

集中する、というのは、とても幸福なことだ。私と娘に、笑顔が戻った。

子供が笑顔でいるために、「シングルタスクルール」を制定した

子どもも、また同じだと思う。

「ちょっといつまでゲームしてるの、宿題はやったの?上着脱ぎっぱなしじゃない!ランドセルちゃんといつものところにしまいなさい」

そんなつもりはなくとも、つい、「あれもこれも」を娘に押し付けてしまう。

緊急事態宣言で、「あれもこれも」が無理だ、ということを改めて気が付いた私は、娘とある約束を決めた。

「ひとつひとつ、やろう」。

宿題はやったか→やってない。まずやろう。
おわった→偉い!→次は上着を片付けよう→片づけた→偉い!→ランドセルを片付けよう。
ひとつひとつやれば、いつか、全部終わる。
そして、ひとつひとつ、成果を認めよう。

宿題がおわって偉い。
片づけて偉い。
ゲームを楽しめて偉い。
じゃあ次は何をしよう?

そんな風に区切っていくと、本人も混乱せず、楽しく次の作業に移れる。

私だって同じだ。ごはんをつくって偉いし、洗い物をして偉いし、洗濯を干して偉いし、たたんでえらい。

ひとつひとつやれば、いつか終わる。

時間を決めて「ひとつのこと」に集中する。

緊急事態宣言下の休校で娘の勉強に(バタバタしながら)向き合って、「それなりに子供の勉強も真剣にやらないとまずいぞ」ということに気が付いた。

あれもこれも、と考えだすときりがないので、我が家は「算数」を主な課題として、現在コツコツ取り組んでいる。

タブレット学習「RISU」は学習進度と課題の動画も事前に保護者にメールで共有されるので、私は通勤途中にそれを見て、娘の質問に答えられるように準備している。

RISUのフォローメール
東大生の授業をうけるママピコ3×歳

「今日は四捨五入だけ」「今日は分数の割り算だけ」決めてしまったら、それだけ集中する。子供はまだスケジュール管理が得意ではない。だからこそ、ある程度管理して与えてあげることが必要だと思う。

親子で「ひとつの課題」に集中して取り組むので、共通の話題も増える。あれもこれも、をやめたら、私たちはとても仲良くなった。

娘は以前より勉強にも、片付けにも、落ち着いて取り組むようになった。「ひとつひとつ」の約束は、私たちがご機嫌に暮らす魔法のキーワードだ。

年末年始、私たちはおそらくどこにも出かけず、家にこもることになるだろう。「ひとつひとつ」をテーマに、笑顔で乗り切れたらと思う。

我が家が使っているRISU
クーポンコード「eed07a」入れていただくと1週間お試し可能。年末年始のおうち時間にもちょうどいいかも。

世の中の「マルチタスク神話」を撲滅したい

てなわけで、「女はマルチタスク脳」だという神話、デマに私は断固異を唱え続けたい。私と娘が例外的に「男性脳」だとするなら仕方がないが、いやどう考えても「ひとつひとつのことに集中できる環境」があるならそっちのほうがいい。

洗濯や掃除や育児や仕事をバランスよくこなせないことに悩んでいる人がいたとしたら「そりゃそうだよ~!!!!」って言いたい。

そんなもん、大変に決まってるじゃん。

男女みたいな大きなくくりで根拠のない言説で役割を押し付けることなく、みんなそれぞれ楽しく暮らせますように!

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