ピルを飲み続けてPMSとイライラと生理痛から解放されたブログ

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体と心の健康がシングルマザーの何よりの資産!シングルマザー歴10年の渡辺(@watanababy2010)が、離婚直後のどん底メンタルをどうにかしたくて試行錯誤した記録です。

ワンオペ育児と家事とフルタイムの仕事をこなすためにはとにかく元気で健康で、安定した精神でないといけません。

私がピルを飲み始めたのは30歳を過ぎてから。避妊ではなく、生理痛やPMSの改善を目的としています。

生理がとにかくつらい。月の半分メンタルが死んでいる。

出産前から生理周期が安定せず、生理痛も重かった私。

「子どもを産んだら体質が変わる」という希望もむなしく、産後もなお、生理のたびに痛みに苦しむ日々。

出血量も多く、いろんな生理グッズを試しましたが、「朝まで安心!」「もれずにぐっすり!」なんてことはなく、夜も日中もひやひや…。

さらに生理前はメンタルが不安定になり、些細な事でイライラしたり、落ち込んだり。元夫に当たり散らしたり、泣いたりわめいたりの大騒ぎ。

生理前の1週間、生理中の1週間。月の半分絶不調って、やばくないですか?女、ハードモードすぎません?

離婚後、当たる相手が子供になり、「これはやばい」と本気で悩みました。

仕事も育児も家事も常にフルコミットな毎日をこなすために、「生理」とうまく付き合わなければ、と婦人科の門をたたきました。

避妊以上のピルのメリット

婦人科で処方されたのは「低用量ピル」。

ピルって、避妊の薬?シングルマザーだから????

何の知識もない私に、ドクターはちゃんと説明してくれました。

ピルは、生理周期を安定させる作用もあること。

長く飲み続けていると生理が軽くなること。

血栓ができたり、発癌の可能性が少し(本当に少し)高くなるけど、その分検診を定期的に行えば問題ないこと。

最初は半信半疑だった私も、「生理が軽くなる」という大きな希望にすがり、カラフルな薬を、毎晩飲み続けることにしました。

ピルを飲み始めてから4ヵ月で、生理が3日で終わるように。

飲み始めて2ヶ月、「本当に生理が決まった日に来る…」と衝撃をうけました。

3ヵ月目あたりから出血量がかなり減り、4か月目からはなんと出血が2日、ながくても3日程度に…(もちろん個人差あると思います)

生理中の2日間はそれなりの腹痛やむくみがあるものの、かつての「立っていられない」「会社を休まなければならない」ほどの痛みではありません。

感動…こんなに楽になるの?

ピルは太る?むしろダイエットしやすくなる

ピルは副作用で太る、というイメージがありましたが、確かに最初1kg程度増えたものの、そのあとはすっと落ち、体重の変動はありません。

むしろ、生理の周期がはっきりすることで、「こんなに運動したのに痩せない!」「今日は前ぜ食べてないのに太った!」→「あ、生理のせいか」とか、

「今日食事を気を付ければ落ちやすいな」という日(生理直後とか)がよくわかるようになって、むしろダイエットしやすくなりました。

個人差あると思いますが、私はピルを飲み始めてから2年で3キロ落としています。まじです。

ピルのせいで痩せる、ということはないですが、ピルで体の周期管理→適切なボディメンテナンスが可能になるイメージです。

生理のせい、と思えば、心の準備ができる

そしてこれが一番重要。生理周期が確定すると、イライラする時期がわかってきます。

ああ、いま私は生理前だから、散らかった部屋にイライラしているんだ。

娘のyoutuberみたいな話し方を許容できないんだ。

部下の長ったらしい報告を最後まで聞けないんだ。

それがわかると、「なんで自分はこんなに器の小さい人間なんだ」と自分を責めることがなくなりました。

しょせん、女はホルモンの奴隷。

いま、自分がイライラして、それはどうしようもないホルモンの作用で、だからそれを悟られないよう、偽物の笑顔を、いまだけ顔に張り付けておこう。

不機嫌の理由を共有すれば、子供を傷つけないで済む

娘にも、生理について話をするようにしています。

ママはこの時期、生理になって、すこし体調が悪くなるよ。

そういうときは、心も不安定になって、あなたにきつくあたってしまうかもしれない。

でもそれはあなたに対してマイナスな感情を抱いているわけではないの。

どうかそれだけはわかってね。

いや、これってすごく理不尽なお願いだということはよくわかっています。

でも、急に体調が悪そうにされたり、いきなりイライラされたりするよりは、理由がわかっていれば、一緒に暮らしている側としても、「そういうものか、放っておこう」と思ってくれるはず。

私はむかし、自分の母親が急に修羅に入るのが本当にいやだったから…。

今なら彼女の気持ちがよくわかります…。

娘にもいつか話したい、ピルの話

私はいつかこんなメリットがたくさんあることを娘に伝え、そしてもし生理に苦しむようなら薦めてあげたいと思っています。

ピル=避妊のイメージは強く、特に男性に「ピル飲んでる」と言うと変な目で見られることもあるみたいですが(怒)、いやいや、セックスの有無にかかわらず、ピルは手放せない、大事なパートナー。

仕事も育児も家事も休めない、でもついつい落ち込みがちなシングルマザーには、強い味方です。

私はもう3年飲み続けていて、その間3回、婦人科系がん検診をうけました。ピルを処方してもらうついでに検診をうけられるので、逆に早期発見できてラッキーなパターンも多いそう。

忙しくて定期的に通院できないならアプリという選択も

婦人科での処方が面倒だな、とか、少し抵抗があるなという方は、オンラインでも処方してもらえるようになりました。

スマホだけでピルを処方してくれるサービス「スマルナ」はアプリ内の診察室で医師が診察からピルの処方まで行うので、 自分の症状に合ったピルにアクセスすることができ、忙しくて病院に行く時間が取れない人にも便利です。

医師や薬剤師、看護師とのやりとりはテキストチャットでも可能なので生理や性の悩みなど、 なかなか聞けないデリケートなことも、気軽に相談できるのでありがたいですね。

こういうのも活用して、生理と仲良く付き合っていきたいです。

薬とうまく付き合って、笑って生きていく

生理が軽くなって、私のメンタルはかなり安定するようになりました。

仕事でいやなことがあっても育児に切り替え、育児のうまくいかない歯がゆさは仕事でいったんわすれ、しっかり寝て、しっかり笑う。

離婚したことを後悔したり、ほかのおうちを羨ましく思ったり、そんな日もありますが、大丈夫!

体と心が元気であれば、寝て起きたらきっと別の気分です。

今日も一日お疲れ様。

明日はきっといい日になります。

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