フルタイム主婦がいかに家事の手を抜くか真剣に考え抜いた激動の記録

働くお母さんを応援いわしの人生ログ

仕事も家事も子育ても…。シングルマザーの毎日は、ワンオペ育児なんて生易しいものではありません。

家事って、会社業務と違って、その大変さが理解されにくく、「みんなやってること」程度の受け取られ方なのも釈然としません。家事、あれこれやること多すぎじゃないですか?

リラックスタイムであるはずの「お風呂」だって、育児ママにはただの重労働。毎日本当にお疲れ様です。

しかし、家事と、育児と仕事、どれもこれもやらないと生きていけません。どこでどう手を抜くか。自分の生活と性分などと相談しながら、サスティナブルにこなしていかなければなりません。

そんなわけで、この2年くらい、ひたすら「いかに家事の手をぬくか」ということを徹底して研究してきました。これは完全に見つけたな、と思ったので、改めて「まじなやつ」として発表する次第です。

毎日のお弁当

タスクを細分化することで本当に必要な投資が見えてくる

例えば炊事。ごはんをつくるための一連の業務を細かくかき出します。

①何を食べるか・食べさせるか、一週間の予定を確認しつつ考える
②必要な食材を買いに行く
③予算内で食材を選び、カゴにいれ、会計をし、袋につめる
④サッカー台でママ友に会い、ご近所ゴシップを聞く
⑤重い荷物を運ぶ
⑥買ってきた食材を冷蔵庫にしまう
⑦包装材などのごみを捨てる
⑧野菜・肉・魚を切る
⑨鍋、フライパンを出す
⑩いためる・やく・煮る・炊く・揚げる
⑪皿に盛る
⑫作りおいていたものを冷蔵庫から出して皿に盛る
⑬食べる
⑭食べ終わった皿を洗う
⑮鍋、フライパンを洗う
⑯ガスコンロ、電子レンジを拭く
⑰シンクを拭く
⑱生ごみを集める、捨てる
⑲キッチンの床を拭く
⑳食材の残りを確認しておく
㉑残った料理をタッパーに入れて冷蔵・冷凍する
㉒机を拭く
㉓ふきんを洗う、干す、時々漂白する。

労働に次ぐ労働。仕事のあとにこれだけの労働。

この総体として「料理、めんどくさい」が発生するのです。もし、コンビニで買ってきて済ませばこれらのほとんどが割愛できますが、小学生に毎日コンビニ飯食べさせるわけにもいかないじゃないですか。


毎食ウーバーイーツも最高でしょうけれども、一食にかけられる予算も決まっています。最低限のコストで、バランスのとれた食生活を提供しなければなりません。「毎日総菜でもいいんだよ」はやさしさでも何でもありません。それができるなら最初からそうしている。こちとら老後のために2000万円貯めなきゃいけないんだから。

で。この「めんどくせえ」の解決法として、多くのサービスが創出されています。どれもこれも導入したらコストオーバーになってしまう。どれが自分に必要か、自分はどれを面倒とおもっているのか、どこが省けたら「まあ料理くらいやってもいいかな」と思うか。
トライアンドエラーで、私は私なりの結論がでました。性格と性分とライフスタイルによって人それぞれだと思いますが、念のため発表しますね。

私が面倒くさいと思う家事とその解決法


①何を食べるか・食べさせるか、一週間の予定を確認しつつ考える
→もうこれは仕方がない。考えるしかない。AIに任せてみたけど突拍子もないこと言ってきて、気が合わなくて離別した。

②必要な食材を買いに行く
→平日はお迎えまでのタイムリミットがある。体力が残っていない。ネットスーパー利用。

③予算内で食材を選び、カゴにいれ、会計をし、袋につめる
→ネットスーパー利用。ネットなら予算のことも十分に考えたうえで選択ができる。

④サッカー台でママ友に会い、ご近所ゴシップを聞く
→一番避けたい。ネットスーパーで回避。

⑤重い荷物を運ぶ
→ネットスーパーで回避。

⑥買ってきた食材を冷蔵庫にしまう
→ネットスーパーを利用しても回避できない。しかしこれはそんなに面倒ではない。

⑦包装材などのごみを捨てる
→これもそんなに面倒ではない

⑧野菜・肉・魚を切る
→めちゃくちゃしんどい!!!ごみがボロボロ落ちるのもいや。台所も狭いしイライラする。でもカット野菜は種類不足だし、市販の冷凍野菜は娘の口に合わない。割愛できない労働。1週間に一度まとめてやって冷凍することで、デイリーの体力消耗を回避した。

⑨鍋、フライパンを出す
→ごちゃごちゃしている棚から必要な用具を出すのが嫌になったので、使用頻度の少ない鍋類は全部捨てた。必要なものだけ取り出せる環境になって若干マシに。

⑩いためる・やく・煮る・炊く・揚げる
→油が飛んで汚れるのが一番のストレス。あとで掃除するってわかっていても、汚れるのが嫌。
あと子供の相手もしながらなので、集中して炒めたり揚げたりできない。「今手が離せないから!」って声を荒げるのもかなしい。
そういう意味で、煮るのは汚れないしある程度目も離せるから、別に嫌じゃない。

⑪皿に盛る
→皿の選択肢が多くてがちゃがちゃするのが嫌。使用頻度の少ない皿を捨てて、食器の選択肢を極端に少なくしたことでストレスから解放された。

⑫作りおいていたものを冷蔵庫から出して皿に盛る
→これもめちゃくちゃ面倒。ただでさえ切ったり煮たり焼いたりしたものがあって狭いのに、スペースがない。ここで手間取ると料理が冷めるのもいや。あたたかいうちに食卓に出したいと思うのに…。だから常備菜系は最初から小皿に入れて冷蔵しておくのがいい。

⑬食べる
→ほとほと疲弊。

⑭食べ終わった皿を洗う
→食洗器!最高!

⑮鍋、フライパンを洗う
→面倒くせえええええ・油モノだと余計しんどい。摂取したカロリー全部使った気になる。疲れた体に一番がつんとくる。油をつかった料理を極力避けるしかない。

⑯ガスコンロ、電子レンジを拭く
→コンロが汚いのつらい。毎回布巾が真っ黒になる。でも絶対拭かないと一日が終われない。

⑰シンクを拭く
→これもやらないと終われない。そんなにしんどくない。

⑱生ごみを集める、捨てる
→ゴミ捨てを娘がやってくれるようになって、めちゃくちゃ楽。

⑲キッチンの床を拭く
→面倒くさい。いちばんいや。腰も痛い。そこで救世主ブラーバ(後述)。

⑳食材の残りを確認しておく
→調味料の数を最低限にすること、食材をジップロック管理(一食分ずつわけておく)することで負担はだいぶ減った。

㉑残った料理をタッパーに入れて冷蔵・冷凍する
→地味に面倒。あと残りものが冷蔵庫にあるというだけで潜在的な負担になる。

㉒机を拭く
→大した負担ではないものの、蓄積された疲れがどっとでる瞬間

㉓ふきんを洗う、干す、時々漂白する。
→さっと洗って洗濯機。

こんな感じで書き出してみると、私は、「買い物に行く」のと、「肉・野菜を切る」のと、「油を使う」、「大物を洗う」という点が嫌で「料理が面倒」と結論づけていることがわかりました。

・買い物に行きたくない⇒ネットスーパーを駆使する
・肉・野菜を切りたくない⇒切った状態で保管しておけば、日々の料理はそんなに苦じゃない
・油を使いたくない⇒ゆでる、電子レンジを使うといった料理方法でできるものを作る
・大物を洗いたくない⇒洗うのは鍋ひとつ、といった料理方法を編み出す

この4つで、だいぶ毎日の「料理やるか…」の気持ちを維持することができるようになりました。

自分に必要なのは「ネットスーパー」と「身の丈に合った料理方法の習得」の2点。これがわかったことで、だいぶ毎日がスムーズになりました。「タスクを細分化する」と見えてくるのは、自分の性分そのものでした。自分がこんなに油汚れを忌諱しているとは思いもよらなかった。

最近は「オイシックス」など、簡単なミールキットも販売されているので、どんどん利用するのもありですね!

掃除もタスクを洗い出せ!

①「片付けろ」と号令を出す
②床に落ちている布類を洗濯カゴに入れたり、ハンガーにかけたりする
③いる紙といらない紙をわける
④いる紙をスキャンする、原本を所定の位置にしまう、必要な情報をスケジュールに書き込む
⑤いらない紙の個人情報を切り取って捨てる
⑥ほこりを払う
⑦掃除機をかける(19時から21時のうち、許される範囲で)
⑧床を拭く
⑨トイレ掃除
⑩お風呂掃除
⑪洗濯機のごみをとる
⑫洗濯機のカビをとる
⑬掃除機の掃除
⑭拭き掃除した雑巾の手入れ

ここで私のいちばんのストレスは、「片付けろ」の号令をだすこと、「掃除機をかけたいのに、時間的にアレかな…と遠慮しながらできるだけ音をたてないように掃除機をかける」ということと、「床を拭く」という3点でした。

そこで大活躍のブラーバです。
ブラーバが動き出すと、娘も自然とブラーバのために協力して床のあれこれを自主的に片づけてくれるようになりました。

「家事はアウトソースすると楽」「機械に任せられるところは任せたらいい」というのが定説になりつつあり、素晴らしい傾向だなと思います。しかし一方で使える予算には限りがあります。
自分が面倒だと思っていることはなにか。「料理」とか「掃除」というおおぐくりではなく、「この作業」まで限定していくと、わりとだいぶ楽になるよな、ということを、ここまで4400文字にわたり延々とお伝えしました。

ブラーバは4万円、ネットスーパーは若干割高な面もあります。そのコストが回収できる分の「楽さ」があれば、「疲れてコンビニ」「疲れて外食」「疲れて出前」の回数が減る…はず…たぶん…。
できるだけ無理をせず、皆様ご自愛ください。私も引き続き、手を抜く方法を模索します。

最新家電はレンタルで試そう!

とはいえ、いきなり数万円の家電を買うのは勇気がいりますよね。

そこで私が試したのは「レンタル家電」というサービス。

レンタルなら月3000円ちょっとで最新のルンバを試すことができ、気になる騒音や掃除の具合も自分の目で見て確認することができます。ブラーバやホットクックもレンタルで試してみて、自分に合わないな、と思ったらすぐ返却。これで数万円を損することもありません。

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家電レンタルのDMM 

とにかく時間と体力が勝負のワーキングマザー。

つらい家事はどんどん捨てて、少しでも笑顔でお子さんと過ごせるといいですね!

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なお、この記事をさらにブラッシュアップして、以下の記事にしました。お金のことにも触れています

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